むし歯の治療

■ 部分入れ歯と総入れ歯

 歯が残っているかどうかで、[1]部分入れ歯と[2]総入れ歯とに区別されます。

部分入れ歯

 

総入れ歯

歯を全部失った場合、そのままにしておくと、食べにくい、口元に締りがなくなり老人的な顔つきになる、うまくしゃべれないなど、様々な不都合が生じてきます。歯を失う前の口の機能・形態に近づけるために総入れ歯を入れます。

総入れ歯 症例

■ 総入れ歯を入れる手順と製作期間

 総入れ歯は部分入れ歯と違って、支えとなる歯がありません。総入れ歯は歯が生えていた土手(顎提)の粘膜に吸い付いています。この際、唾液や周囲の舌、口唇、頬粘膜、筋肉との適合、さらには正しく噛み合わせることが、この吸い付きを助けているのです。当院では総入れ歯の製作に約1ヶ月かかります。
 だいたいの手順は、以下の通りです。
 
  1) 診査、使用中の義歯の修正
  2) 型どり(印象取り)
  3) 噛み合わせの確認
    (上あごと下あごの位置関係を確認)
  4) 歯並びの確認
    (人工の歯の並べ方を確認)
  5) 装着
  6) 調整 
 
 入れ歯の種類や患者さんのお口の状態によって、治療の手順を追加、省略することもあります。入れ歯を作る過程は煩雑で、治療室以外で歯科技工士が作業する部分も多いため、歯科医、歯科技工士の技術はもとより、患者さんの協力があってはじめて満足のいく入れ歯が完成します。