むし歯の治療

■ インプラントの特徴

 インプラントとは人工歯根のことで、歯の抜けた部分に人工的に歯根を埋め込む治療のことを言います。保険診療は認められていないため、当院では現在のところ1本につき約26万円の費用がかかります。
 インプラント治療は近年、我が国でも急速に普及していて、当院でも患者さんからの要望もあり、2007年から開始しました。これまでに200人を超える方に治療を行っています。
 これまでのインプラント治療の結果を踏まえ、これから治療を希望される患者さんに、当院の[1]インプラント治療の長所と短所、[2]インプラント治療の流れと注意点を説明します。
 なお、現在国内では約30種類のインプラント材料が提供されており、材料ごとに特徴があります。当院では国内メーカーのアドバンス社製「AQBインプラント」を使用し、患者さんの顎の骨の状態に合わせたサイズの材料を埋め込むようにしています。

歯につめる

インプラント治療の長所と短所を箇条書きにしてみます。

症例1コンポジットレジンの充填

 1)失われた歯を回復するだけでなく、他の歯の喪失を遅ら
   せることができる
 2)顎の骨が少なくなるのを防ぐ
 3)よく噛める
 4)部分入れ歯に比べて違和感が少ない
 5)ブリッジとは異なり、他の歯を削らないで済む

 1)費用が高い(当院は安めの料金設定の方だとは思います
   が、他の治療方法に比べると)
 2)保険診療との併用がしにくくなる
 3)治療に時間がかかる(約3カ月)
 4)30分ないしは1時間の手術を要する
 5)治療後の清掃をきちんとする必要がある

歯にかぶせる

 インプラント治療の流れと各段階での注意点を挙げます。

症例3

 インプラント治療を希望された方に、まずインプラント治療の可否を視診とレントゲン資料から説明します。
  ↓
 説明後、治療を希望するか決めていただきます。
 希望しない場合は別の治療法に進みます。

症例4

 診断用に歯型を取り、別の連携医療機関(大久保病院)にCT撮影に行っていただきます。
(CT撮影費用として17,000円かかります)
       ↓
 CT撮影の結果は、翌日にはオンラインでダウンロードできますので、当院でCT画像を確認し、治療の可否を含め、診断します。CTの費用は当院でお支払いいただきます。
 骨がインプラントを埋め込むのに不十分な場合は別の治療法をお勧めします。
 インプラント治療を行うことになった場合は、まず人工歯根を埋め込む手術を行いますので、前もって感染予防のための抗生剤を処方します。 抗生剤は手術を行う前の食事の時から服用してください。

症例5

 手術は窓側中央の診療台で行います。 手順としては、以下のとおりです。
 1 麻酔 通常の歯科診療と同じ麻酔で量も変わりません。
 2 歯肉を切開。
 3 規格化されたドリルで骨に穴を開けます。
 4 開けた穴に同じ大きさの人工歯根を埋め込みます。
 5 切開した歯肉を縫合します。
 6 レントゲン撮影で、埋め込みの確認をします。
 7 会計(現金、カード、振り込みのいずれかで1本に付き
   172,800円お支払い)をして、お帰りいただきます。
 8 術後も抗生剤は服用していただきます。

症例5

[手術翌日] 痛み、出血などをチェックします
[1週間後] 手術後の縫合糸の抜糸を行います
[10日後]  インプラント部のブラッシングを指導します
[1ヶ月後] 仮の歯をかぶせます
[2ヶ月後] 印象をとり、冠(1本につき86,400円)を
       かぶせます