むし歯
むし歯の治療
進行具合で治療法が変わります。
[1]歯につめる
冷たいものがしみるといった症状の初期のむし歯は、歯につめることで修復します。
つめる材料は「コンポジットレジン」と呼ばれる複合材料か歯科用合金を使用します。
[症例①②]
コンポジットレジン充填
① 金属で修復した中央の歯がしみるとの訴えがあり、よく見ると金属の左端には歯との間にすき間(矢印)があります。
② つめていた金属を削ってはずしたところ。
③ むし歯の部分も削りとり、コンポジットレジンで修復しました。
【保険適用】
インレー充填
臼歯部で隣の歯と隣接する部分がむし歯で失われている場合は型を取って金属か歯冠修復用硬質レジンで修復します。
写真は硬質レジンで修復したもので保険適用で行ったものです。
[写真 左] 歯の悪い部分を削り取り、形を整え、型をとります。
[写真 右] 硬質レジンでできたCADCAMインレーをセメントで歯に付けて修復完了です。治療回数は2回です。
[2]歯にかぶせる
むし歯が進んで大きくなってしまった場合には、歯にかぶせることで修復することがあります。
かぶせる素材やむし歯の位置によって、次のような治療法があります。
[症例③④⑤]
コンポジットレジン充填
まずは本サイト記載の内容をよくご確認の上、応募フォームに必要事項を記入してご連絡ください。
また、デザイナー応募の方はポートフォリオをご準備ください。
書類選考
選考通過者には、2営業日以内にメールまたは電話にて面接日の調整をさせていただきます。
なお、合否に関わらず選考の結果をご連絡いたします。
オールセラミック冠
[左]上の前歯がむし歯となり、神経をとり、土台(コア)を作り、かぶせるために周りを削ったところです。
[右]すべて陶材でできたオールセラミック冠(99,000円)をかぶせたところです。
光沢があり、汚れがつきにくい点を評価しています。
硬質レジン前装冠
[左]土台を金属やレジンでつくり、かぶせるために周りを削ったところです。
[右]金属材料の表面に硬質のレジンを張りつけた冠をかぶせたところ。
【前歯のみ保険適用】
隣の黒ずんだ歯は別の古い材料で、その隣の2本の歯は以前同じ材料で治したもの。
陶材に比べて汚れが付きやすく、摩耗しやすいのが難点です。費用は3割負担で9,000円です。
CAD/CAM冠
① 平成26年4月の保険改定で新しく導入された治療法です。コンピュータで形態をデザインし制作するものです。前歯、小臼歯と第二大臼歯4本を残す場合の第一大臼歯が保険適用となります。
② 金属でかぶせるよりは見た目は良いですが、単一色のため、技工士さんが作るかぶせ物のような色合いは出せません。
費用は部位によって異なりますが、3割負担ですと約8,500〜10,000円です。